こだわりの仕上げ

材料を知り、加工を見越し、
数年後を想像した仕上げ

私たちは、60年以上の経験で得た硬度や耐久性など、金属・樹脂の特性を理解したうえで機械加工を行います。
材料に適した刃物を選択することは基本ですが、最も大切なことでもあります。
材料を知ることでひずみや膨張などを予測し、さらに仕上げ時の研磨量を考慮して機械加工データのインプットを行います。
ひずみが予想されれば、その原因となる熱を逃がす方法を考え、加工されたパーツがお客様のもとで1年後、5年後どうなっているのかを想像して仕上げ状態を決定します。
長年の経験と蓄積された加工ノウハウが、最終的な品質につながっています。

仕上げ

品質を決定する
研磨工程

研磨加工は金属加工の仕上げ工程となります。
光沢による外観の向上だけでなく、表面の微細な精度調整を行う側面もあります。
たとえば軸に嵌めたとき、わずかなカタつきもなくなめらかに回る。
このような摺動に代表される金属部品では、品質を決定づける工程になります。
そして、この研磨部分でのどれだけの量を削るかを見込んでおくことが熟練のノウハウであり、加工機の精度とデータだけでは得られない部分になります。

研磨工程

怪我を防ぐための
面取り加工

組立時にバリが出ていて組み込めないことや、加工品を手に取った時に発生する怪我といった、あらゆる危険性や可能性を考慮し、面取り加工を行っています。

面取り済製品
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